6月1日に開催された第11回 Mt.富士ヒルクライムに出場してきました。
富士HCは参加人数6500人と、日本でもトップクラスの規模の大会。
世界遺産に登録された霊峰富士を駆け上ります。
コースデータは以下のとおり。
スタート:富士北麓公園 (計測開始地点:料金所手前)
フィニッシュ:富士山五合目
距離 :25km (計測部分24km)
標高差:1,270m(計測部分1,255m)
勾配:平均5.2%、最大7.8%
距離こそ長いものの、勾配はそれほどでもないため、完走率は99%以上とのこと。
エキスパートからビギナーまで、誰でも楽しめるそうです。
勾配表はこんな感じ。
コースの特徴としては
・一合目までが一番きつい区間なので、頑張り過ぎると後半持たない
・その後は所々にきつい箇所はあるが、基本的にゆるやか
・ラスト直前に平坦な部分があり、そこではしっかり高速走行
とのこと。
ということは作戦としては
・前半は脚を使わずに心拍で走る
・後半はトルク重視で
でいいんじゃないかな?
とはいえ、ヒルクライムの大会に参加した経験は過去に一度だけの私。
第2回嬬恋万座ヒルクライムに出場した 前日~当日朝編
第2回嬬恋万座ヒルクライムに出場した 逡巡編
第2回嬬恋万座ヒルクライムに出場した 激走編
嬬恋は寒かったけなぁ・・・
ヒルクライムの経験で最長距離はこの時の18km。
それ以外では普段走っている定峰のせいぜい5kmくらいしか登ったことがない。
ここはしっかり目標とペース配分を考えよう。
ところで富士HCではゴールタイムに応じて「フィニッシャーリング」というコラムスペーサーが貰えます。
65分以内:ゴールドリング
75分以内:シルバーリング
90分以内:ブロンズリング
90分超えで完走した男性:ブルーリング
女性の完走者:ピンクリング
参考画像:富士ヒルクライム フィニッシャーリング
それぞれの難易度は大体この通り。
ゴールドリング:500人に1人
シルバーリング:20人に1人
ブロンズリング:10人に3人
ゴールドは偏差値で言うと80くらいで、全参加者の中で十数名しか達成できない。
シルバーでも上位5%で偏差値68くらいはあり、かなりの難易度だ。
そしてブロンズリングのタイムである90分を切ると「脱初心者」と言われるようだ。
よし、今回はそこに目標を定めて挑むことにしよう。
目標が決まったらペース配分だ。
90分もの長丁場は未知の世界、ガムシャラに走るのはあまりにも危険で無謀だろう。
となると、しっかりペース配分を決め、最大限に効率良く走る必要がある。
幸い、ネットには90分切りのためのペース表はたくさんある。
それを参考にペース配分表を作成してみました。
大雑把に言って、16km/hで24kmを走りきれば90分だ。
さらに勾配を考慮に入れ、区切りとなるところでのラップタイムを設定するとこの通り。
このペースを守ればリミットまで2分の余裕を持って88分でゴールできる。
これで完璧のはずだ。
ちなみに榛名HCのタイムが57分あたりの人が、富士HCでは90分くらいになるとのこと。
私が榛名を試走した時は63分くらいだったので、計算では富士HCでは95~100分くらいになりそうだ。
もちろんこれじゃあ90分切りは無理。
後は当日のレースの雰囲気でアドレナリンを大放出するしか無いな。
あ、それと参加するには当然お金がかかります。
参加費が10000円と、ヒルクライム大会にしてはかなり高め。
そして交通費や宿泊費や食事代なんかを考えると、大体3万円くらいはかかっちゃう。
ううう、これはかなり痛いな・・・
3万円あればアレもコレも買えるのに~~
でも仕方ない(涙)
出す以上はしっかり結果を求めたいところだ。
続く。
コメント
うーむ、そんなに綿密な作戦を立てていたとは・・・
やりますね!
そして実践編が楽しみだ!
ひーくんさま
作戦は完璧でしたね。
準備もたった一点を除いては・・・
ドリンクにアレを入れるのを忘れなければ・・・