第11回 Mt.富士ヒルクライムに出場した エピローグ

前回からの続き、今回で富士ヒルクライム編は完了です。



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ようやくゴールしたものの、そこで立ち止まっていては後続車の邪魔になる。
攣った脚を引きずりながらも前進だ。
おお、見事な眺めだね!
ここでようやく風景を見る余裕が出てきたってことに気がついた。
走ってる最中はタイムとチャート表を見ながら計算してばっかりだったもんね。



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下山用の荷物に受け取り場所に進みます。
それにしても凄い量だな!
参加者は6500人くらいだもんねぇ。
そして見上げると富士の山頂が。
見事に晴れ渡った空と富士山のコントラストが素晴らしいね。
ここまで登ってきて良かったと素直に思える。



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休む場所を探して建物の裏の方に行ったら漂ってくる良い香り。
うおっ、これが噂のメロンパンか!
行列だったけど思わず並んじゃう。
あの香りを嗅いだら我慢出来っこないよ。



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しばらく待ってようやくゲット。
富士山の形をした富士山メロンパンであります。
ついでにサイダーもゲット。
ムシャムシャゴクゴク。
サイダーが妙にシュワシュワなのは気圧のせいなんだろうか?
そしてゴミは自分で持ち帰りです。



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あとは下山だ。
今日はこの五合目でも20度くらいあるので、さすがに防寒具は必要ないな。
一応、ウインドブレイカーだけを着て下ろう。



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下山中、ひーくんとすれ違う。
「がんばれー!」と大声を出すものの、気づいている様子はなし。
そりゃあ分からないよな。
「行け、ふっかちゃん!」とでも叫ぶべきだった(笑)



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その後は延々と下り坂。
例年なら寒さに震えながらの下山なんだろうけど、今日は下山には最高の日和。
しかも傾斜が緩いので、それほど頻繁にブレーキする必要がない。
ちょ~気持ちいい!
下るために登るのはアリだと思う。


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そして富士北麓公園へ帰着。
ここで忘れないように計測チップを回収します。



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その後は会場を通って駐車場へ戻ります。
吉田うどんが振るわまれてたけど、この暑さじゃ食べたくはならない。
ここは華麗にスルー。



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駐車場に戻って自転車を積み込み、着替えて帰ります。
中央道、圏央道、関越道を通って熊谷へ。
14時前には着いちゃった。
終わってみるとあっという間だったね。



さて、帰ってきたら今回の総括だ。


まずは身体的負担について。
筋肉的な足へのダメージは皆無、スタミナもまだ残っている。
足が攣らなければもっと行けたんじゃないかと思う。


しかしその反面、あのペースだったからこそ、あの程度で済んだのかも。
そもそも90分切りは今の自分の実力から言えば上々の出来。
「余力があるな」ってくらいの走りが結果的には一番速いよね。
だから今回はいい感じに走れたと思う。


足を攣ってしまったのは、おそらく自作スペシャルドリンクのせい。
予想以上に気温が上がったこともあり、このせいで足が攣ったのは間違いない。
帰ってきてレシピを見たら、塩分を入れるのを忘れてたことに気がついて愕然としたよ・・・
バーニングマンレースに向けて改良しないといけないな。


コースについては、傾斜が緩いため、完走するのは比較的容易。
でも目標タイムがある場合、その分スピードを出さないといけない。
まあ、傾斜がどうだろうと楽にはならないよね。
なんだかヒルクライムというよりもエンデューロをやってる気分だったよ。


今回は何と言っても、ほぼペース表通りに走れたのが一番。
まわりのペースに惑わされずに計算通りに走るというのは初体験だったけど、非常にうまく行ったと思う。
その分、「楽しむ」という点が皆無だったのは仕方ないところ。
完全に作業だもんね。
そもそも延々と林道を走るわけだから、景観という点でもあまり面白みはないしね。



それにしても今回走って思ったのは「俺はヒルクライマーじゃないな」ってこと。
どうやら、ヒルクライムそのものは好きだけど、ヒルクライムレースは好きじゃないようだ。
あの人の言ってたことが「なるほどなー」と、ようやく理解できた気がするよ。
まあ、私はせいぜい「昼・喰らいまー」だよね。


何はともあれ、無事に終了して良かった良かった。
目標も達成できたし、カツハヤシも食べられたし、天気が良かったし、最高だった!

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